お薬は、効果を発揮するのに適した濃度(血中濃度)を保つため、服用回数・服用時間・服用量が明確に決められており[1]、どのお薬も決められた用法・用量を守ることが大切です。しかしながら、私たちは人間ですので、うっかり服用し忘れてしまうこともあるかもしれません。
服用忘れを防ぐためにも、例えば、服用時間をアラームで知らせるスマートフォンアプリなどの便利ツールをうまく活用したりするなどはいかがでしょうか。
また、「何が何でも飲まなくては!」などと思い込み過ぎると、かえってお薬の服用がストレスになってしまうかもしれませんので、洗顔や歯磨きのように、服薬を日常生活の一部として溶け込ませ、日々の習慣になってしまえば、服用忘れも少なくなるかもしれません。
また、MRI検査で病巣が増えていないかどうかを定期的に確認することも大切です。「お薬を服用しているから大丈夫!」と安心せず、きちんと主治医の診察を定期的に受けましょう。