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多発性硬化症の情報サイト

多発性硬化症(MS)の医療費

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多発性硬化症(MS)は難病に認定されているの?
治療にかかる医療費は、公費で助成されるの?

多発性硬化症(MS)患者さんのうち一部の方(下記「対象」参照)は、医療費助成制度や福祉サービスなどの公的サービスを利用することができます。MSは、難病の中でも、厚生労働大臣が定める「指定難病」の1つに含まれるため、MSの治療にかかる医療費については、『難病の患者に対する医療等に関する法律』(難病法)に基づき、自己負担分の一部が公費で助成されます。

難病法で利用できる「指定難病」の医療費助成制度

  • 対象:下記のいずれかに該当する患者さん
    ①EDSS(総合障害度スケール):4.5以上
    ②視覚の重症度分類(網膜色素変性症の重症度分類):Ⅱ度、Ⅲ度、Ⅳ度
    ③月にかかった医療費の総額が33,330円を超える月が、年間3回以上
  • 申請窓口:お住まいの都道府県または指定都市の窓口
  • 必要な申請書類を窓口に提出し、認定されると、「医療受給者証」が交付される
  • 有効期間(1年間)があり、引き続き助成を受けるには更新手続きが必要

※申請手続きの方法や、受けられるサービスの詳細は、各申請窓口にお問い合わせください。

[2024年3月現在]

MSは、医療費助成が受けられるの?

聞きたいことを専門家に聞いてみよう。そのための準備をしよう。

総監修
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院 理事長 深澤俊行 先生

多発性硬化症や視神経脊髄炎などの神経難病に対する診療・研究を行う神経内科医。2007年に医療法人セレスを設立し、現在は理事長を務める。患者さんが社会や地域でよりよい生活を送ることを重視した診療を目指している。
【著書】やさしい多発性硬化症の自己管理/医薬ジャーナル社/2016(編)

メディカルノート:深澤俊行先生