サポートされていない古いバージョンのInternetExplorerを使用しているようです。ブラウザを最新バージョンのMicrosoftEdgeに更新するか、Chrome、Firefox、Safariなどの他のブラウザの使用を検討することをお勧めします。

多発性硬化症の情報サイト

吹き出しのアイコン

これって再発?どんな変化があれば主治医に相談するべき?

多発性硬化症(MS)では、症状に“変化”がみられ始めたら、『症状変化確認リスト』などを使って、早めに主治医に相談しましょう。
MSは多くの場合、再発と寛解を繰り返す「再発寛解型」の経過をたどりますが、次第に再発がない時にも、体の機能の障害が“変化”し、生活の負担度が増していくことも珍しくありません。

最近、あなたの症状に“変化”はみられませんか?
診察時に、症状の“変化”や治療に関する希望などを、医師に言い出しにくかったことはありませんか?
“変化”の有無や詳細を知ることは、今のあなたの状態を確認し、あなたに適した治療法を再検討する上で、大変参考になります。

3~6ヵ月前と比べて、あなたの症状や生活に“変化”がないか確認しましょう。

●症状で困ることはありますか?
□ 疲労感 □ しびれ・痛み □ 歩きにくさ □ 排尿・排泄 □ 注意力の低下・忘れっぽさ □ 眼の症状 □ その他

●日常生活での負担は増えていませんか?
□ 学校や仕事を休むことがあった □ 外出などの予定をキャンセルすることが増えた □ 家事にかかる時間が増えた、やりにくくなった 
□ いつもの移動(通勤、通学、買い物など)に、より時間がかかるようになった □ 1日の歩数、歩行距離が減った
□ 症状を抑えるためのお薬が増えた □ 家族のサポートが必要になった □ その他

ご自身の状態や現在の治療法などについて、気になる点があれば、いつでも主治医にご相談ください。
(1つでもチェックがついたら、『症状変化確認リスト』を主治医にお見せください)

症状変化確認リスト

症状変化確認リストの中身の画像

【症状変化確認リスト 監修】
福島県立医科大学 多発性硬化症治療学講座 教授/一般財団法人 脳神経疾患研究所 多発性硬化症・視神経脊髄炎センター センター長
藤原 一男 先生

記入が終わりましたら、結果を主治医にお見せください。

もっと、MSについて聞いてみよう。

総監修
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院 理事長 深澤俊行 先生

多発性硬化症や視神経脊髄炎などの神経難病に対する診療・研究を行う神経内科医。2007年に医療法人セレスを設立し、現在は理事長を務める。患者さんが社会や地域でよりよい生活を送ることを重視した診療を目指している。
【著書】やさしい多発性硬化症の自己管理/医薬ジャーナル社/2016(編)

メディカルノート:深澤俊行先生