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多発性硬化症の情報サイト

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しばらく症状が出ていないけど、治ったわけじゃないの?

多発性硬化症(MS)は症状がなくなったと思っても、水面下ではミエリンの障害(脱髄)や神経細胞自体の障害(変性)が持続しています。
MSは多くの場合、「再発(症状が出る)」と「寛解(症状が治まる)」を繰り返し、症状が急に出ている時の「再発期の治療」や「再発や進行を抑えるための治療」で症状がなくなったと思っても、水面下ではミエリンの障害(脱髄)や神経細胞自体の障害(変性)が持続しているため、治療せずに放っておくと、体の機能の障害が徐々に進行してしまいます。

症状がないからと自分の判断で治療を中断しようと考えている方や中断してしまった方は、今一度、MSを治療する理由や、MSの治療で大切なことを「多発性硬化症(MS)の治療」ページで確認し、主治医とよく話しあってみてください。

もっと、MSについて聞いてみよう。

総監修
医療法人セレス さっぽろ神経内科病院 理事長 深澤俊行 先生

多発性硬化症や視神経脊髄炎などの神経難病に対する診療・研究を行う神経内科医。2007年に医療法人セレスを設立し、現在は理事長を務める。患者さんが社会や地域でよりよい生活を送ることを重視した診療を目指している。
【著書】やさしい多発性硬化症の自己管理/医薬ジャーナル社/2016(編)

メディカルノート:深澤俊行先生