見やすさや使いやすさに配慮された文房具を選びましょう。
視力が低下すると、これまで普通に使っていたものにも不便さを覚えることがあります。 身近でよく使う文房具などは、見やすい色の配色で設計されたものを選んでおくといいでしょう。
黒背景に白文字だと見やすさが向上します。
視力が低下してくると「白い背景に黒い文字」よりも「黒い背景に白い文字」の方が見やすいという人は多いようです。 これは、色の明暗の差がよりハッキリすることによるもので、身近な文房具にもこの見え方を利用したものがあります。
その代表的な例が定規。(図1)黒地に白色で目盛りと数字が書かれており、目盛りや数字の線も太めなので、 一般的な定規と比べるとかなり見やすく、使いやすい仕様になっています。
筆記用具にも白黒の配色を反転したものがあります。
このように、一般的な配色よりも白黒が反転している方が見やすいと感じる方は、黒い紙のノートと白いインクのペン(図2)を使われると、 日常の覚え書きなどをする場合にも、読み書きがしやすくなるかもしれません。ぜひ試してみてください。