加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)は、加齢が原因で起こる目の病気ですが、早い方では40代でも発症します。
欧米では失明※の主要な原因として以前から知られていましたが、日本では、失明という深刻な事態を招きかねない病気であるにもかかわらず、一般にはまだ良く知られていません。また、英語名の頭文字からAMD(Age-related Macular Degeneration)と呼ばれることもあります。
ここでは、加齢黄斑変性がどのような病気なのかを解説します。
※ 加齢黄斑変性における失明は「社会的失明」と呼ばれ、中心の視力障害をきたすものの、光を全く感じられなくなるわけではありません。